

商品説明

トロリとしたコクのある質感と爽やかな風味。
ほのかに草花が感じられるハチミツです。
相性
ヨーグルト・肉料理等


五倍子(ゴバイシ)とは
・分類/ウルシ科
・開花時期/8月~9月
・ゴバイシノキとは、中国では古くから
貴重な漢方として扱われてきた植物です。
清らかな黄白色の花を咲かせます。
薬蜜紀行 - 五倍子編 -
豊かな自然環境と気象条件がゴバイシの味わいを生み出す
伝統的な色を生み出す“勝の木”
五倍子はウルシ科ヌルデ属の落葉高木・ヌルデの別称。別名カチノキとも呼ばれます。カチノキ(勝の木)という名前は、聖徳太子が蘇我馬子と物部守屋の戦いに際し、ヌルデの木で仏像を作り、馬子の戦勝を祈願したとの伝承に由来します。
ヌルデの葉にヌルデシロアブラムシが寄生すると、大きな虫癭(ちゅうえい)を作ります。この虫癭を「五倍子」と呼びます。虫癭にはタンニンが豊富に含まれており、皮のなめしに用いられます。また、染め物では空五倍子色(うつぶしいろ)とよばれる伝統的な色をつくりだします。かつては既婚女性の習慣であったお歯黒にも用いられました。
秋には直径5~8mmほどの扁平な球形をした果実をつけます。果実の表面にあらわれる白い粉のようなものはリンゴ酸カルシウムの結晶で、口に含むと塩味が感じられます。これは実際に塩代わりに利用されていたこともあるそうです。
秋には野山を彩る
雌雄異株で樹高は5~6mほどの小高木。10m以上の大木になることもあります。若い枝は紫褐色で、楕円の皮目ができますが、年ごとに樹皮に縦の割れ目が入り、やがて全体が灰白色になります。
葉は9~13枚の小葉からなる奇数羽状複葉で、葉軸には翼があります。小葉は5~12cmの長楕円形で、周囲は鋸状、裏面全体に毛が密生しています。表面は主葉脈上に毛があります。葉は秋に紅葉し、野山を彩ることからヌルデモミジとも呼ばれます。花は数mm程度で5つの花弁があり、円錐花序で8~9月に開花します。
ヌルデの木は東南アジアから東アジア各地に自生し、日本では北海道から沖縄までほぼ全域で見られますが、どの木にも虫癭ができるわけではありません。もし見つけたら幸運と言えるでしょう。
五倍子の植物について

ウルシ科の落葉高木で、雌雄異株。10m以上の大木になることもあります。奇数羽状複葉で葉軸に翼があることから簡単に見分けられます。虫こぶにはタンニンが含まれています。
ご注意点
・ 弊社のハチミツは天然物の為、採蜜時期、気象条件、地域などによって同じ蜜源植物でも微妙に色・味が異なりますのでご了承下さい。
・ ハチミツは1歳未満の乳児にはお控え下さい。
・ ハチミツが白く結晶化することがありますが、品質には変わりありません。キャップをゆるめ、ゆっくりと湯煎すると液状になります。