商品説明

ほのかな甘い香りと、
飽きのこないさっぱりとした甘さ。

相性

トースト、紅茶、ヨーグルト、ドリンク等

苜蓿(モクシュク)とは

・分類/マメ科
・開花時期/5月~6月
・クローバーに似た、牧草などに利用される植物です。
広い野原に紫色の花が咲きます。

薬蜜紀行 - 苜蓿編 -

枯れきった大地に、
命を浸み渡らせるように、
雨の中に咲く紫花。

日本文学に登場する苜蓿

以前、日本では苜蓿というと、今でいうクローバーのことを指していたようです。堀辰雄が作品名に『四葉の苜蓿』と付けたり、夏目漱石も作品中で『四葉の苜蓿花(うまごやし)』という表現を使うなど、日本の文学作品や詩歌には、しばしば「苜蓿=クローバー」という使い方が見られるのです。
中でも歌人・石川啄木は、この苜蓿と関わりが深いようです。函館で啄木は地元の文芸結社に加わります。その結社の名前が「苜蓿社」。啄木は苜蓿社の文芸雑誌「紅苜蓿」にたびたび作品を寄せ、のちにはこの雑誌の編集までするようになりました。もともと、雑誌名は「紅苜蓿」と書いて「べにまごやし」と読ませていましたが、啄木が編集するようになってから「れつどくろばあ」と改称されています。
野に咲く素朴な白い花が文学者に好まれたのかもしれません。しかし、「四つ葉のクローバー」が幸運の印という意味合いが、ずいぶん以前から日本に浸透していたことにも驚きます。

ムラサキウマゴヤシの名にふさわしく、その花色は鮮やか。群生する苜蓿が優しい香りを放っている

強い根を張り育つ生命力の強さ

薬蜜本舗のハチミツを生み出す中国の苜蓿は「紫苜蓿」、和名は「ムラサキウマゴヤシ」と言います。確かに花のつくりはクローバーによく似ています。しかしこちらは美しく鮮やかな紫色に初夏を染め、咲き誇ります。
紫苜蓿は長さは2~5メートルにも根を伸ばします。古くから牧草などに用いられてきたのは、こうした強い根を張り、枯れた土地でも育つ生命力の強さがあるからです。事実、蜜源である寧夏回族自治区では、砂漠化が問題になっている地域もあります。
苜蓿のようなマメ科植物の根にはコブのような根粒がついていますが、ここには根粒菌という細菌がいて宿主のマメ科植物から栄養をもらって生きています。
一方、根粒菌は植物がつくれない物質をつくって、その物質をマメ科植物に与えており、共生関係にあります。

蔓のあるものとないものとがあり、茎は多く枝分かれしている

苜蓿の植物について

苜蓿は『本草綱目』にも記載されており、古来より用いられている薬草のひとつです。
イソフラボン誘導体、トリシン、シトルリン、カナリンなどが含まれます。ま た、発酵するとジクマロールが含まれます。葉はβ-メチル-D-グルコシド、オノニトールなど、葉と茎はすべてにペクチン酸、花はアントシアニンを含みます。また、花の揮発成分にはリナロール、ミルセン、リモーネンがあり、種子はホモスタキドリン、スタキドリン、シアル酸を含みます。

苜蓿(モクシュク)ハチミツ

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ご注意点

・ 弊社のハチミツは天然物の為、採蜜時期、気象条件、地域などによって同じ蜜源植物でも微妙に色・味が異なりますのでご了承下さい。
・ ハチミツは1歳未満の乳児にはお控え下さい。
・ ハチミツが白く結晶化することがありますが、品質には変わりありません。キャップをゆるめ、ゆっくりと湯煎すると液状になります。

モクシュクハチミツを使ったレシピ一覧

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