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![]() 冬に開花するヤハシという植物から採取されるハチミツで、採蜜後、2〜3日で凝固し、バターのように硬い固体となり、四季を通じて溶けず、数十年間も変質しません。色、香り、味すべてが素晴らしいとされています。人々はこのハチミツを「天下第一蜜」「蜜中の王」「天下の奇行品」と呼んで珍重し、歴代皇帝へ献上されたと伝えられています。それが「皇蜜(ヤハシ蜜)」です。
なぜヤハシ蜜はすぐに硬くなってしまうかというと、ヤハシが成育する地域の水、土、気候が特殊であることに加え、ヤハシという蜜源植物自体が、特殊な成分を含んでいるからなのです。 |
![]() 青空に向かって成長するヤハシ植物 最盛期には山の斜面が白く染まるほど |
![]() 標高1600〜2200メートル、平均気温14〜15℃、年間雨量1000〜1300ミリという山間の峡谷で生長し、湿気を好み乾燥に耐えます。流蜜も独特で、早朝に霧が出て、昼間の日照が強く、昼夜間の温度差が大きいと流蜜量も多くなるのが特徴です。雨が少なすぎても多すぎてもよくないですし、寒さが続くと流蜜が止まってしまうこともあります。 生産は極めて不安定なので、それがまた“幻の蜂蜜”と言われる理由の1つです。 |
![]() 美しい民族衣装に身を包んだイ族。 自然への祈り、踊りを捧げる。 |
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![]() ヤハシはシソ科の植物で、草木または半低木。高さ0.5〜1.5メートル、枝が多く分かれ、茎は4菱形で、白色の柔軟な毛が密集して生えています。 葉は対生し、卵形あるいは菱状に近い卵形をしています。 枝先の花穂に、白色、淡い紫色あるいは淡い黄色の小さな花をたくさん咲かせます。実は小さく、淡い黄色をしています。 ヤハシは別名を「細皺香じゅ(さいしゅうこうじゅ)」といいます。分類上でもシソ科のナギナタコウジュ属の植物になります。和名を「ナギナタコウジュ」という花は日本にも自生しています。 |
